先週の台風10号で被害に遭われました全ての方々にお見舞い申し上げます。
みなさま、おはようございます。6代目です。
加茂定ブログにお越しいただきありがとうございます。
最大で9連休のお休みを取れるなんとも羨ましい方もおられましたが、
みなさまは、お盆休みをいかがお過ごしされましたでしょうか?
途中台風もあり、止む無く予定通りにいかなかった方もおられるかもしれませんが、
きっと楽しい時間をお過ごしになられたかと思います。
あ~~、ホント羨ましいです(笑)
京都市内は暑い日が続き、京都盆地特有のフライパンの上に居るみたいな日々でした
これだけ暑いとクーラーの効いた自宅にいる方が得策ですよね^^
私はお盆法要のお手伝いに参加したり、配達があったりで汗だくの毎日でした
法要中は読経の熱気で、特に暑かったです!
お陰様で、奉仕を通して徳を積ませていただくと共に減量もできたかと思います
例年と同じぐらい、あるいはそれ以上に暑く感じた今年のお盆ですが、
酷暑の中ご来店いただきましたお客様に心から御礼申し上げます。
たくさんの方々にブログを見ていただいておりますが、
ブログをご覧になりご来店いただきました印象深いお客様のお話をしたいと思います。
<お客様ご愛用の柘植製腕輪数珠>
最初の方は、腕輪数珠のお問い合わせでした。
こちらのお客様は、「柘植(「ツゲ」と読みます」という材質の腕輪数珠を愛用されています。
木目の汚れが目立ってきたので、新しい珠に交換したいということです。
また汚れと言いましたが、綺麗な状態からだんだんと変色していく過程も楽しみたい。
そんな素敵なセンスをお持ちのお客様でもありました。
色々な店舗を廻られたそうですが、ご希望の珠が見つからなかったそうです。
ご希望と言うのは、珠がツヤツヤした光沢があるものではなく、
光沢のない木肌の状態の珠をご希望されていました。
上の写真をご覧ください。
どちらも黒檀ですが、左側は光沢があり、右側は光沢がありません。
同じ材質のお数珠でも、表面がツヤツヤしたもの、そうでないものなど種類がございます。
※「ツヤツヤ」「光沢」を説明するために黒檀を例に使っています。
お客様が訪れたどちらのお店でも、左側のようなピカピカした柘植の珠しかなかったそうです。
思うような珠が見つからない。。。
そういう経緯があります中で、弊社ブログの写真が目に留まったそうです
<ネーム入り腕輪ブレス>
このブログに掲載していました柘植製の腕輪ブレス写真を見られて、「これだ!」と思われたそうです。
確かにツヤツヤではありませんね。
付け加えて、珠の持つ黄色味もイメージされているカラーだったようです。
<今回ご用意しました柘植の珠です>
しかし、「写真と実物は違うかもしれない!」
そんな心配がでてきますよね。
同じ珠ですが、ブログと今回ご用意しました色目は違いますしね。
撮影場所やカメラのフラッシュで色目は変化してしまいます。
そこで、暑い中ではありましたが大阪よりご来店いただき実物を見ていただくことになりました。
結果は???
OKをいただけました!^^!
そしてなんと、ご自分で腕輪数珠を仕立てられる凄腕のお客様でした!
ものの数分で珠を取り換えられました。
普段からご自分の腕輪数珠を作られたり、友達へのプレゼントに作られているとのこと。
私より作業が早いです。。。(悔しいです)
あまりの手際の良さに、仕上がり品の写真を撮らせていただくのを忘れてしまいました。
腕に付けていただき、ご納得してお帰りになられました!
木が持つそのままの質感、そして時間の経過と共に色が変わっていく楽しみ。
お客様が思い描いておられた珠をご用意でき、安堵の気持ちでいっぱいです。
お2人目は「砂張(「サハリ」と読みます)」のおりんを求めて弊社までお越しいただきました。
なんと、このためだけに横浜よりお越しいただきました!
しかも日帰りですこの上なく嬉しかったです。
ホームページを見たと言われていましたが、「砂張」はブログにしか載せていません。
新しいお仏壇との出会い その5 ~コンパクト家具調(モダン)仏壇~
どちらかのブログを見ていただいていると思います♬
お仏壇用としてではなく、瞑想にお使いになられるそうです。
綺麗で清らかな音色を探されており、弊社ブログに目が留まったそうです
以前にも書きましたが、「砂張」は「響銅」と書くこともあり、その言葉の通りいつまでも鳴り響く音色です。
通常の「おりん」よりも深さがありますので、余韻は抜群に続きますことも特徴の1つかと思います。
右側から左側に進むにつれて、おりんの直径が狭くなっております。
上からのアングルでもご覧ください。
順番に狭くなっているのがお分かりかと思います。
おりんの直径が替わると、どのような現象が起きるのか?
直径が広いと音は低くなります。
直径が狭いと音は高くなります。
ブログで音の違いをお届けすることはできませんが、
弦楽器を引き合いに出しますと、サイズの大きいコントラバスと小さいバイオリンとの違いです。
低音のコントラバスと高音のバイオリンが奏でる音色は異なりますよね。
おりんも同様に直径が替わりますと、低音から高音へと音色が変わっていきます。
今回お客様がセレクトされましたのは、2番目に直径が狭いおりんです。
高い部類の音ですね。
響き渡る凛とした音色は、澄んだ音色と独特のうねりを持った余韻が特徴で心地よい音色を奏でます。
何度か試し打ちされ、お気に召す音色を選ばれました。
私は瞑想をしたことがありません。
ですので、「おりんは瞑想に使えます!」と太鼓判を押すことは難しいです。
しかし、お客様は瞑想用に使用する物として「砂張りん」をお目当てに来られました。
そしてお買い上げいただけました。
お仏壇以外にもお使いいただける新しいフィールドの発見かもしれませんね^^
余談ですが、ヨガのスクールでおりんを使われたという話しはお聞きしています
「與五郎りん」(「よごろうりん」と読みます。)
①京都在住の伝統工芸士資格取得者による手作業でお作りしています。
②銅と錫を使った合金「砂張(サハリ)」でお作りしています。
③「おりん」の表面に着色をしています。
④京都府仏具協同組合認定の伝統的工芸品シール付です。
お盆休みの連休ということも、遠方から来ていただける機会であったのかなぁと思います。
お2人とも電車でしたが、猛暑の中、混雑をご承知でご来店いただきました。
感謝の気持ちで一杯なのは言うまでもなく、ブログを見てお越しいただけたことも嬉しかったです。
物凄く励みをいただけるお盆期間となりました!
これからもお客様のお役に立てるようなブログを書き続けたいと思います。
ブログをご覧のみなさまには、些細なことでもかまいませんので何なりとお問い合わせください。
【お問い合わせ先】
ホームページからのお問い合わせはこちらからお願いいたします。
直通メールアドレス 0883@d2.dion.ne.jp からもご利用いただけます。
※返信にお時間がかかる場合もございます。
この度も良きご縁をいただきまして誠にありがとうございました。
お客様にお喜びいただけましたら幸いです。
さて、長い長いお休みも終わりです。
気持ちの切り替えが大変かと思います(笑)
現実に引き戻されますが、みなさまにとって良き1週間の始まりとなりますように!
合掌
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