みなさま、こんばんは。6代目です。
ほとんどの方が、お仏壇を選ばれる際にはお仏具も含めて購入されます。
お仏壇の大きさや形が多種多様にございますので、お仏具もそれに合わせて色んな取り合わせがございます。
また宗派によりましては専用のお仏具もありますので、お客様にはたくさんの選択肢の中からお選びいただくことになります。
「選択する」回数が多いようですと、お客様にとっても煩わしいことにもなり兼ねます。
従って、わたくしどもはお客様が思い描いておられますお仏壇やお仏具をしっかりとヒアリングしまして、お客様のご要望に適う選択肢をご用意させていただきます。
もちろん、単にお仏壇とお仏具を揃えるだけではなく、
「お仏壇の置き場所はどうすれば良いのか?」
「新しいお仏壇に古いお仏具を使っても良いのですか?」
「古いお仏壇はどう処理すれば良いのか?」
等々の懸案事項についてもお答えさせていただきます。
今回、弊社にお越しになられましたお客様は、ご子息様ご夫妻がすでにお仏壇をお買い求めになられていました。
なぜなら、ご子息様ご夫婦がお客様の労力や体力を懸念されていたこともあり、本来はすべてご準備するご予定のようでした。
しかし、お客様ご自身も選びたいお考えがありましたので、お仏具だけをお買い求めに当社に来られました。
お客様が最優先にされていましたのが「おりん」でした。
いつまでも「おりん」の音が続く綺麗な音色で手を合わせたい。
ということでした。
ご予算のご都合も考えまして、今回ご提案させていただきましたのは、
「與五郎りん」(「よごろうりん」と読みます。)という「おりん」です。
特徴はと言いますと、
①京都在住の伝統工芸士資格取得者による手作業でお作りしています。
②銅と錫を使った合金「砂張(サハリ)」でお作りしています。
③「おりん」の表面に着色をしています。
④京都府仏具協同組合認定の伝統的工芸品シール付です。
③の着色ですが、着色専門の職人さんがおられまして、こちらも伝統工芸士の資格を持たれています。
「おりん」は年月が経ちますと黒くなってきますが、
この「おりん」は着色を施していますので変色にも強いです。
肝心の音色ですが、大変気に入っていただけました。
「砂張」は「響銅」と書くこともございます。
その言葉の通り、いつまでも鳴り響く音色です。
お仏壇に合う大きさの物を3つ用意しまして、その中からお好みの音色を選んでいただきました。
通常の「おりん」よりも深さがありますので、余韻は抜群に続きますことも特徴の1つかと思います。
お布団とりん棒は紫色系でまとめられました。
その他のお仏具は見慣れた物が良いということでしたので、こちらもご予算を踏まえて昔ながらのお仏具でご提案いたしました。
最初は何も無いので単なる箱でしたが、
お仏具が入りますと、お仏壇らしくなりました。
お仏壇の買い方もいろいろございます。
今回はお仏具をお探しでしたが、お客様ごとに買い方は異なります。
お客様に合わせたご提案を心掛けております。
ご要望がございましたら、それを実現するための方法をご一緒にお考えいたします。
ご不安な箇所がございましたら一緒に解決策をお探しいたします。
ご遠慮なく何なりとお問い合わせください。
【お問い合わせ先】
ホームページからのお問い合わせはこちらからお願いいたします。
直通メールアドレス 0883@d2.dion.ne.jp までお願いいたします。
※返信にお時間がかかる場合もございます。
最後に、「與五郎りん」をお聞きになりたい方は、是非当店までお越しくださいませ。
京都の伝統工芸士がお作りしました珠玉の一品で、お仏壇に手を合わせてみられてはいかがでしょうか?
今朝は肌寒かったですが、明日もそうらしいですね。
羽織れる上着を持ってお出掛けされると、便利かもしれませんね。
本日も良き一日となりましたでしょうか?
皆様のご来店を心よりお待ち申し上げております。
合掌
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