加茂定の歴史

古都の加茂川のほとりで育って百六拾年余京仏壇仏具の至高の技を継承して・・・

加茂定の歴史

江戸時代末期の弘化四年(一八四七)に本家加茂吉より分家した初代定治郎が、明治八年、現在地を購入し古道具商ならびに仏壇仏具商として開店したのが始まり です。二代目定三郎の頃より、仏壇制作を手がけるようになり、三代目定次郎にいたりましては、内外産業博覧会ならびに大礼記念京都大博覧会で金賞、銀賞等 各賞を受賞しております。四代目定三郎のとき、京都府知事より「京の老舗」に表彰されました。平成三年、現当主定治が、先代の意思を継承し五代目を相続、 現在に至っております。これからも素直な心で京仏壇®仏具作りに精進してまいりたいと思っております。

老舗の逸品

雛壇

当主の母が室町三条の呉服屋から嫁いできた際に持ってきた、ひな壇の飾り。
伝統工芸において最も円熟期にあったといわれる昭和初期。その時代最後の仕事とも言えるでしょう。
毎年、2月から3月にかけて公開しておりますので、ぜひ、お立寄りください。

箪笥や長持、文机などの調度から小物に至るまで、その精巧さは眼をみはるばかりです。 当主の母が室町三条の呉服屋から嫁いできた際に持ってきた、ひな壇の飾り。
伝統工芸において最も円熟期にあったといわれる昭和初期。その時代最後の仕事とも言えるでしょう。
毎年、2月から3月にかけて公開しておりますので、ぜひ、お立寄りください。

箪笥や長持、文机などの調度から小物に至るまで、その精巧さは眼をみはるばかりです。