みなさま、おはようございます。6代目です。
加茂定ブログにお越しいただきありがとうございます。
本ブログは今年の2月に納品しましたお話しです。
東京出張に行く直前でした。
昨年の12月にお寺様からご連絡をいただきました。
庫裡(「くり」と読みます)で飾る掛軸を修理してほしいというご依頼でした。
「庫裡」とは、ご住職様ご家族が住まわれる場所です。
私たちで言う所の居住スペース、つまり自宅のことです。
御曼荼羅の掛軸です。
自宅の床の間に飾られますので、「床掛軸」と言います。
表装はずいぶんと傷んでおり、
外縁・中縁ともに裂地がほつれていたり、破れております。
裂地は「きれじ」と読みます。織物のことです。
軸先の金具部分も変色しております。
お題目が書かれている本紙部分は、
破れている箇所や欠落箇所、シミが見当たります。
反対側から覗き込みますと、本紙と裏紙が剥離しています。
影が出るほど、紙が反っています。
外縁上部にいたっては、裂地が欠落しております。
もはや、床掛軸を掛けて飾ることができません
修理の方法としましては、お題目の書かれた本紙は残し、
表装の裂地をすべて新調張り替え、金具もすべて新調という方法をとりました。
先に、修理前と修理後の写真をご覧ください。
<床掛け軸 表全体>
<外縁・中縁 下部分>
<軸先>
<外縁・中縁上部分①>
<外縁・中縁 上部分②>
<外縁 左側面>
<床掛軸 裏全体>
いかがでしょうか?
とても綺麗になって戻ってきました♬
これらは他でもなく、職人さんのおかげです!
お品物をご住職様にお返しした時は、とても喜んでいただきました。
3ヶ月前のことですが、良い印象は記憶にハッキリと残っています
このままお話を続けても良いのですが、長くなりそうです
昨今の情勢で仕事もそんなに出来ておりませんので(悲)、
2回に分けてお送りします!
次回は、表装裂地の種類や修理工程をお伝えいたします。
話は完結しておりませんが、掛軸はもちろんのこと、
床掛軸の修理をご検討中の方がおられましたならば、一度お問い合わせくださいませ。
些細なことでもかまいませんので、何なりとお問い合わせください。
【お問い合わせ先】
ホームページからのお問い合わせはこちらからお願いいたします。
直通メールアドレス 0883@d2.dion.ne.jp からもご利用いただけます。
※返信にお時間がかかる場合もございます。
さて、5月6日(水)で緊急事態宣言が解除にならないそうですね。
本日、5月4日(月)に正式決定されると新聞に書かれています。。。
1ヶ月程度の延長ということだそうです。。。
外出を控える生活は依然続きそうです。
「出掛けたい!」「外食したい!」
何かをしたい「ウズウズ感」で爆発しそうです
私の欲求を満たしてくれるものは、もはや食べることしか楽しみがありません(笑)
ここ最近で、お取り寄せした物や頂き物の美味な食べ物を紹介したいと思います。
京都府宮津市でお商売をされています 「料亭ふみや」さん
京都展でお世話になっているお店やさんです♬
昨年の熊本鶴屋百貨店さんでの京都展ブログでもご紹介しました!
焼き鯖寿司!
鯖に脂がのっていて、とても美味しいです。
奥さんと仲良く半分づつして、堪能いたしました^^
料亭ふみや
〒626-0017
京都府宮津市島崎2039
続きまして、京都市錦市場でお商売をされています「麩房老舗」さんです。
麩饅頭!
瑞々しくモチモチした触感の皮が美味です。
こちらのお店も京都展でお世話になっています。
麩房老舗
〒604-8052
京都市中京区錦小路通麩屋町東入鍛治屋町211
どちらも本当に美味しいですよ。
みなさまの食卓にいかがでしょうか?
なんかゴールデンウィークっていう感じが全くしませんよね(笑)
今日も籠った生活をエンジョイしたいと思います!
合掌
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