みなさま、おはようございます。6代目です。
先日、地震等による揺れで、お仏壇の横ズレを防ぐ方法についてお問い合わせをいただきました。
お客様のお仏壇は上と下に分かれる、セパレートタイプのお仏壇をお祀りされております。
セパレートタイプのお仏壇とは、上と下に分かれるお仏壇のことで「台付仏壇」と呼んだりします。
下の写真をご覧ください。
「台付仏壇」とは、ご本尊やお位牌などお仏具のほとんどが置かれる上台と、
その上台を載せるための下台の2つに分かれるお仏壇の事を言います。
左:下台 右:上台
この下台は収納として使われることが多いです。
そして、この上台と下台が横ズレを起こさないように細長い板をはめ込みます。
※細長い板は「地震対策用耐震棒」や「ダボ」と呼ばれます。
下台の上場を撮影したものですが、手前の白い部分が溝になっております。
上台の裏側にも同様の溝があります。
上台と下台のそれぞれの溝に合わさるように板を差し込み固定します。
昨今の台付仏壇は、この仕様がスタンダードで付いていることが多いです。
しかし、これだけでは心配ということで、ご相談をいただきました。
下の写真はお客様がお祀りされているお仏壇の下台の上場です。
今回ご用意しましたのは、お仏壇が横ズレしにくい布シールを貼りました。
布シールと書きましたが、フェルトを粗くした感触があります。
この粗くした目が摩擦を起こし、上台がズレにくくなります。
この布ですが、裏側がシールになっていますので、時間をかけずに簡単に貼り付けることができます。
布シールの厚みが薄いので、上台と下台の境目で目立つこともありません。
ですので、見た目を損なうこともございません。
四方を囲むように布シールをカットして、テンポよく貼り付けていきます。
10分もかからずに終了です!
地震対策用耐震棒をはめ込まない状態で下台に上台を置き、お客様にお仏壇を揺すっていただきました。
滑りにくいことをご確認していただくと共に、実際に触れていただくことでご体感いただけました。
地震対策用耐震棒を差し込み、さらに布シールを貼り付けることで、上台と下台がよりズレにくくなりました。
現在お祀りされているお仏壇で、横ズレのご不安、あるいは横ズレ防止対策をお考えのようでしたらば、後回しにされるのではなく、お気付きの時点で取り組まれることをお奨めいたします。
※地震対策用耐震棒、布シールは横ズレ防止の予防方法であり、必ず横ズレを起こさない物ではございません。
「我が家も検討してみようかしら?」とお考えのようでしたらば、お問い合わせいただければと思います。
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※返信にお時間がかかる場合もございます。
インフルエンザが流行っておりますね。
私は先週、インフルエンザの予防接種を受けてきました。
幾つになっても、注射の針が刺さる瞬間は怖いですね(笑)
本当は去年の暮れに行きたかったのですが、時間がなくて断念。。。
来月から出張が続きますので、不安を解消しておくために事前対策してきました。
インフルエンザにかかりますと、1週間は人と面会することを禁止されます。
以前、私はインフルエンザにかかり痛い目をみましたので、
それからは毎年インフルエンザの予防接種を受けています。
「なってからでは遅い」
などと人からアドバイスをいただくことがございますが、
あとあと後悔しないためにも、お時間あります方は予防接種に行ってくださいね!
今回のブログ内容と似通ったところがありますね。
最後にインフルエンザを話題にいたしましたが、
寒さ厳しい毎日ですので、お身体にお気をつけください。
そして、今日も良き一日となりますことをご祈念申し上げます。
合掌
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